2020-01-01から1年間の記事一覧

全日本フィギュア女子フリー

坂本花織選手! 素晴らしかった。持ってかれた感じ~紀平選手ももちろん上手で、4回転をきれいに決めて、はぁーすごいなーと思ったけど、 坂本選手のスピード、気迫が心に響きました。みんな、すごくすごくすごくすごくすごく練習しているんだと思う。緊張…

眞子さまと小室さんとICUと

知人の娘さんが、国際基督教大学の附属高校に通っている。 彼女が入学したときには、赤ちゃんだったあの子がもう高校生か~としみじみ思ったものだが、驚いたのはその学費。 聞いてビックリ。東京の私立高校の学費って、こんなに高いの?!知人いわく、留学…

『いつか陽のあたる場所で』乃南アサ

小説新潮の今月号で、乃南アサさんの新シリーズを読んだ。 乃南さんの小説を読むのは初めてだったけれど、おもしろかったので彼女の単行本を図書館で探して、読んだのがこれ。短編集になっているのでとても読みやすい。 最近Eテレの「ねほりんぱほりん」とい…

映画「罪の声」

今日観てきました。映画館は入場を待つ人でいっぱい。一人ひとり検温をしているので、そのための行列がずらり。 どうやらその多くが「鬼滅の刃」を観に来た人たちらしいです。さて、「罪の声」。 私はこの原作を読んでいて、その原作に、なんというか感動し…

高等学校定時制通信制生徒生活体験発表大会

こういう大会があることを初めて知りました。 あまり知られていないように思うのだけれど、毎年各都道府県で行われていて、優勝者は東京の全国大会に出場するらしい。残念ながら、今年はコロナのせいで全国大会は書類審査になるそうですが。これはしかし、生…

ETV特集「外国人技能実習制度を追う」

私の住む町にも、技能実習生の外国人が何人も暮らしている。この町には、インドネシアからの実習生が多いと思う。何かと問題が指摘されているこの制度。 低賃金で外国人を酷使、使い捨てにしているとの批判も耳にしてきた。 けれど、それを知った上で見ても…

『すき・やき』楊逸

中国出身の楊逸さん。 日本語を母語としない人が初めて芥川賞を獲ったと話題になったのは、もう何年前だか。図書館でたまたま見掛けて、初めて彼女の作品を読んでみました。この文章を、本当に日本語を母語としない人が書いたのか。 どうやったら、ここまで…

映画『一人息子』

予約していた、県文化センター主催の無料映画会に行ってきました。 小津安二郎監督の『一人息子』。会場はコロナ対策のために座席がかなり制限されていて、一見するとガラガラなのだけれどそれが満席。 観客の平均年齢は70歳といったところでしょう。古い映…

「『明日からダイエットをやろうと思っています』政治」

声に出して笑ってしまった。今日の中日新聞夕刊。中島岳志氏が安倍内閣の本質を、 「『実現しないことによって支持を獲得する』というカラクリにあった」と説明しているのです。まったくもって、なるほど!と、思わずひざを叩きたい気分。「ポイントは『道半…

『マークスの山』高村薫

今さらで恥ずかしい。 高村薫さんの『マークスの山』を読みました。 全面改訂されて文庫になっているようですが、読んだのはハードカバーのほうです。はじめに出てくる、登山客を殴り殺してしまった岩田幸平を調べる佐野警部補と戸部刑事。そこのシーンは、…

『オリンピックの身代金』奥田英朗

前に読んだ『罪の轍』がとても良かったので、これも読んでみました。とてもとても良かった。昭和30年代の日本の様子が本当によくわかります。 オリンピック景気に沸き、右肩上がりの経済発展を続ける日本。でも日本に住む全員が豊かになったわけではないので…

安倍首相の辞任表明

呆気ない気がしました。 私は安倍首相が嫌いなので、彼が首相でなくなることに残念な気持ちはもちろんありません。 ただ体調不良での辞任は残念です。 選挙で負けて、それで辞任してほしかったし、そうならなかったのが残念です。

『かがみの孤城』辻村深月

定時制高校に通う16歳の男の子から、とても感動したと聞いて、読んでみることにしました。 そのきっかけがなければ、絶対に読まなかったと思います。表紙がまったく好みではなかったからです。たぶんにファンタジーも混じっていて、突っ込みどころもたくさん…

令和2年長崎平和記念式典

テレビ中継を観ました。 ニュースとかで見聞きすることはあるけれど、中継をちゃんと観るのは初めてだと思う。被爆者代表の89歳の深堀繁美さんの話は、心に響いた。 家に帰ったら、父親は助かったけれど、4人のきょうだいは死んでいた。でも死体を見慣れて…

『熱源』川越宗一

壮大なお話でした。 帯のコピーには「樺太アイヌの闘いと冒険を描く前代未聞の傑作巨編!」とあります。そうなのです。 確かにそうだと思うし、感動しました。 でもいまひとつ深まらなかったというか…。とにかく登場人物が多すぎるのかも。それも主役級の。…

『カラフル』森絵都

高校生の女の子に、「とても良かった」と教えてもらって、そのすぐあとに地元の図書館で目にして、そのまま借りました。ファンタジーです。 あっという間に読み終わりました。 ハッピーエンドで良かった。 真くんが死ななくて良かった。抽選に当たったという…

ラグーナ出版

雨の七夕です。 九州豪雨の被害を伝える映像に、言葉がありません。今日の夕刊で、鹿児島にあるラグーナ出版という出版社を紹介する記事を読みました。 精神科病院で看護助手をしていた川畑善博さんが設立した、「就労継続支援A型事業所」。 統合失調症の症…

DVD「リメンバー・ミー」

再開した近所の図書館でDVDを借りることに。 なに借りよっかな~で、これにしました。ネットで検索したら、かなり評判良さそう 号泣したとか、感動したとか、そういう感想がいっぱい~ ディズニーはほとんど観たことないんだけど、今日はこれにしよう。で、…

ETV特集「外国人生徒に学ぶ場を」

新聞のテレビ欄で知って、絶対に観ようと思って、時間ぴったりにテレビの前に座って観ました。岐阜県の蘇南中学は、生徒の5人に1人が外国籍なのだという。生徒の親のほとんどは、日本に出稼ぎに来た派遣労働者。 日本語のできない外国籍生徒は、かつては学…

リニアのこと。

JR東海の金子社長と静岡県の川勝知事との初会談。 静岡県はリニアの工事着工を認めていなくて、2027年の開業は難しくなりそうだとのニュースが。 私自身は開業が先に延びるとかそういうことではなくて、とにかくこの事業計画の中止を願っている。リニアは…

沖縄戦75年「慰霊の日」

通勤中のカーラジオで、今日が沖縄戦慰霊の日だと知った。 そうか、今日か。1年が経つのは早い。 75年が経つのも、あっという間だったんだろうと思う。 91歳の女性が、沖縄戦で亡くなったたくさんの仲間のことを話していた。91歳とはとても思えない張りのあ…

『罪の轍』奥田英朗

読み終えて、ぐったりしてしまった。 ラストに向けて怒濤のごとく突っ走っていくような展開に、一気に読み終えた。 (とはいえ前半はなかなか気分が乗らなかったけど)舞台は東京オリンピックを翌年に控えた昭和38年。私の生まれる前だから、もちろん想像でし…

『昨日がなければ明日もない』宮部みゆき

宮部みゆきさんの作品は大好きです。 その昔、初めて読んだのが『火車』で、それこそ夢中で読みました。『楽園』も『模倣犯』もそうです。 この杉村三郎シリーズも好きな作品ですが、今挙げた3作品と比べると、当然ですが見劣りします。 でも宮部さんの人物…

「9月入学を考える」

今日の中日新聞夕刊。 松田悠介氏の「9月入学を考える」を読んだ。彼の言う、 「そもそも海外に留学する阻害要因は入学月ではな」いというのは、その通りだと思う。 彼はその要因を、「『経済的に厳しい』ことや『語学に心配がある』ことである」 とする。 …

『ミッション建国』楡周平

本作品はフィクションであり、実在する人物・団体・事件などにはいっさい関係がありません。とあるけれど、主人公の甲斐孝輔は小泉進次郎だし、多賀谷重次郎は中曽根康弘だし、他のこの人もあの人だわね。日本の行く末を思い、心底不安になるお話です。なん…

9月入学には、私は反対です。

新型コロナの感染予防のために学校が休校になってから、にわかに取り上げられ始めた9月入学制度への移行。 なんでもこれ、大阪の高校三年生(受験生)が署名活動を始めたことがきっかけだとか? そうだよなあ。 私も受験生だったとき、「あ~なんでもっと早…

いらないよ。リニア中央新幹線

ずっと思っていて、書いていなかったことを書いておこうと思う。 リニア中央新幹線のこと。私は反対。ずーっと反対。 心から反対。私の住む三重県では、この開通が三重にも利益を生むといった見方があって、県として推進派であることを表明しているけど、 ほ…

だから、大丈夫じゃないって~

今日の朝ドラ「エール」。同僚の木枯が音の存在を疑ったときのシーン、 覚えてます? 裕一が木枯を家に誘うのです。「今度うちに見に来る?」 「大丈夫」だ~か~ら~なんでここで「大丈夫」って言うの~? 「いや、いいよ」と、「いや、やめとく」とか、な…

麒麟がくる 第17話「長良川の対決」

涙涙涙…。明智の血筋を守るために、光秀に「逃げよ」と命じる光安との別れのシーンで涙が…。 そこからラストまでずーっと泣いてました。ぜっ~たい、こんな悠長な別れのシーンは現実にはなかったよなぁ…と思いながら、何度も鼻をかみましたよ…。来週から本木…

『U ウー』皆川博子

図書館で借りたままずいぶん放置してました。 ちょっと読みはじめては中断…。 でもやっと読み終えました。つまり私には、夢中になってページをめくる、という小説ではなかったのですが、 読んで良かったと思える作品でした。とても悲しいお話です。1613年の…