「『明日からダイエットをやろうと思っています』政治」

声に出して笑ってしまった。

今日の中日新聞夕刊。中島岳志氏が安倍内閣の本質を、
「『実現しないことによって支持を獲得する』というカラクリにあった」と説明しているのです。

まったくもって、なるほど!と、思わずひざを叩きたい気分。

「ポイントは『道半ば』だ。安倍内閣に一票を投じてきた人たちは、ぶら下げられたニンジンを追い続けてきたのだ。重要なことは、ニンジンには決して届かないということ。もう少し、もう少しと思いながら届かない故に、馬は走り続けるのである」。

なるほどなぁ~。すごーく分かりやすい説明で納得してしまった。

さらに笑ったのは、武田砂鉄氏による、「『明日からダイエットをやろうと思っています』政治」との安倍政治評の紹介。
うまい!うますぎる!

ここで読むまで、武田砂鉄という人を私は知らなかったのですが、
あまりにおもしろくて納得できたので、彼が連載を持っているウエブマガジンの購読申し込みをしてしまったことですよ。

安倍晋三を、私はまったく評価していない。
なぜ国民はもっと怒らないのか、怒りを持続させないのか、忘れてしまうのか。

「お疲れ様」などと、私はまったく思わない。
なんだか知らんが、あんなに真っ黒なのに逃げおおせたのが、とにかく腹立たしい。

あ~あ。

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