定時制高校の日々 ~コロナ感染者濃厚接触者

県内の高校で、生徒の家族にコロナ感染者が出たとか。
で、同居家族である生徒も濃厚接触者に認定されてPCR検査を受けるのだとか。
ふ~ん、という話なのだけれど、その生徒の友達数名も濃厚接触者で検査対象になったらしく、そしてその友達数名のひとりが、うちのクラスの生徒のきょうだいなのらしい。
え?それってうちの生徒になんか関係あるの??って思ったんだけど、
「同居家族がPCR検査の対象になった」ということで、自宅待機をしてもらわなければならないのだとか。

ええ~?そうなの?
来週から期末テストが始まるというのに…仕方あるまい。

しかしその生徒と連絡がとれない。
外国籍生徒なのだけれど、本人は電話を持っていなくて、連絡先として把握できているのは母親の携帯番号のみ。その番号にかけてみても「電波の届かないところにあるか~」のアナウンス。仕事中かな。
管理職から校内に入れないように言われて、昇降口前で待つことに。
きょうだいがPCR検査を受けるのは来週火曜日らしいので、少なくともそれまでは登校見合わせをお願いするしかないのね。

やってきたその生徒は、学校がそれを知っていることに少し驚いたようだけれど、おとなしく引き返していった。もともとおとなしい生徒なのだけれど、なんとなくその後ろ姿が寂しそうに見えてしまって、悲しくなってしまった。

これが先週。
そして今日火曜日。
陰性だったそうで登校してきました!
良かったね~。
ご家族みんな不安だったんだろうなと思う。特に外国のかたたちの方が、日本人の私たちよりコロナ差別に敏感なように思う。
自宅待機中、こちらから連絡しようにもお母さんの携帯はやっぱり繋がらないし、本人宛にGoogle classroomのメール機能を使ってメッセージを送っても返事ないし。
タブレットはあるから、classroomのメールは読めるって言ってたのになぁ~と思っていたところに登校してくれて、私も安心したよ。
元気に登校してくれて良かった。
今日のテストはできたかな?