映画『大脱走』

面白い!

午前十時の映画祭で鑑賞。
観客は私を含めて15人。

いや~これ、面白かったです。
始まってすぐ、「ええ~?運動会のあのお馴染みの行進曲って、この映画の主題歌だったんだ~」とびっくり。

実話らしいけど、ほんとにほんと?こんなことできるの??
私の知っている戦争映画のどれにも当てはまらない。
トンネル堀り…観てるだけで怖い…。窒息しそう…。

脱走に成功したのは、3人。
250人の大脱走が成功して、ドイツ軍の鼻をあかす映画かと思っていたら、そうではなかったのね。

レジスタンスの協力を得て、スペインへ逃れるところが、なんとなくじーんと来た。

捕まった50名が射殺されてしまうのは辛かったけど、捕虜の逃亡としては仕方ないように思ったよ。これでただもとの収容所に戻るだけなら、どんだけ甘いんじゃ!と思うけれど、ほんとは捕虜を射殺するのはいけないことなのね。
射殺された50人と、収容所に戻された者とで何が違ったのだろう。ただただ運が良かった、ということ?

大脱走は成功しなかったから(いや、見方によるのね)、痛快さには欠けるけど、でもとても面白かった。
コロナウイルス騒ぎの中、それでも観に行って良かったなぁ。

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