プロ野球。戦力外通告。

昨日、TBS恒例(らしい)「プロ野球戦力外通告 ~クビを宣告された男達~」という番組を途中から見ました。
あまりプロ野球選手に詳しくないので、登場していた人たちは知らない人ばかり。
 
一般人の視点での感想は、まず「無職でも結婚しちゃうんだなあ・・・」ということ。
もうひとつは、特に22歳の安斉君という青年のこと。
若いし、夢を追いたい気持ちもわかるけど、22歳のと言えば大学を卒業して社会人になる年。
現実的な就職先を見据えて行動すべきだと私は思う。
野球を続けるのなら誘いのあった韓国独立リーグに行けばいいし、
もしくはすっぱり野球を諦めて他の仕事に就く訓練をすべきじゃないの。
 
なまじこの番組で取り上げられて、カメラが密着なんかしちゃったばっかりに
「俺はまだやれる」って思ってしまったのかも。
 
夢を諦めないことなんて、諦めることに比べたら簡単なことだと、見ていて思いました。
 
野球に限らず、プロにまでなるようなスポーツ選手って
本当にそれしかやってきていないから
他の仕事につくことって、とてもとても難しいと思う。
 
高校は卒業していると言ってもそれに見合う学力は身につけてはいないだろうし、
なんの資格も持っていないだろうし、
アルバイト経験もないことでしょう。
 
しかもスーパースターとしてのきらびやかな世界を体験しちゃってるわけです。
女性にももてたことでしょう。
 
でもね。
 
巨人から戦力外となった辻内さんは
興味を持った不動産会社への就職活動を始めたそうですが
私は個人的に
たとえば資格を取って介護の仕事に就くとか、
勉強して消防士になるとか、
なんかそういう道を選んでほしかったなあとちょっと思いました(大きなお世話ですが)。
 
それとこれまた個人的に、ではありますが。
私は、かつて日本ハムにいた(そしてそこからすさまじい野球生活を送ってきた)正田樹選手の今後が気になっています。