夏休みなのでたくさん本を読もうと思っています。
読みやすそうな一冊。ということで図書館で手に取りました。
宮部みゆきさんのお話は、本当に読みやすい。
で、読みはじめて「ん?」と気がついた。
多分、読んだことあります、これ。
タイトルは違ったと思うけれど。
ところどころ記憶に残っているっぽいけど、最終的にどんな結末だったかは思い出せなくて、結局最後まで読みました。
宮部さんのお話は大好きだけれど、これはちょっと、「それはないだろう~」って感じが。あり得ないよなぁ。
ただ、ストーリーよりもこの本が書かれた90年代が、
戦争を体験・記憶している人が普通に生きていたんだなぁということに、なんだかしみじみしました。
大正生まれの家政婦さんがかくしゃくと働いている描写にも、このお話の舞台が現在ではないと感じたことでした。