教員採用試験を受けてきました。
この年で・・・でもうちの県は年齢制限がなくなったのです。
午前中に小論文と専門（教科）の筆記試験。
午後にグループに分かれての討論があります。
わたくし、20年くらい前にも受けたことがあるのですが、
当時はグループ討論なんてなかったなあ。
朝、会場のある駅を降り立ったときには
おそらくこれから同じく教員試験を受けに行くのであろうリクルートスーツの面々がわんさか。
みんな男性は白の半袖シャツに黒のパンツ、
女性は白の半袖ブラウスに黒のスカートという出で立ち。
そして私は・・・冷房がない、に引っ張られてＴシャツで行ってしまったのですよ～
黒にワンポイントという、まあＴシャツと言うよりカットソーと言えなくもない・・・という感じではありましたが
さすがに会場にＴシャツは私ひとり・・・。
下は七分丈の濃いベージュのパンツに黒の靴下。
浮いてました。
さて、筆記試験。
・・・惨敗。
当たり前だけれど、勉強していないと解けません！
もう採点されるのも恥ずかしい・・・。
会場で直前までびっしり書き込まれた参考書を見ていた受験生たちに謝りたい気分。
そんなこんなで午前中を終え、
それから長～い昼休み（というか待ち時間。3時間ですよ！3時間）のあとグループ討論に。
私のグループは男性5人、女性（私を入れて）2人の計7人。
みんな若い！
私以外は20代ですね。
いや～そのみんながとってもよい子たち！
討論と言っても時間は20分。
その場でお題を出されるわけだけれど、
その時間制限だと突っ込んだ話ができるわけでもなく
かといってひとりひとりが意見を一回言ったくらいでは時間が余ってしまう。微妙な感じ・・・
どうなるのかなあ～と思っていたけれど
まずお題が出されてから、いいタイミングで勇気ある第一番目が発言してくれて
それに合わせて順次話していくって感じになったのでした。
それがねえ、ほんとにみんないい子！（おばちゃん目線）
人の意見を否定せずに受けとめて、
自分の意見もちゃんと手を挙げて発言して、
その意見もなるほどなあ～と思うものばかり。
ほんとにまじめで純真で爽やかな若者たちって感じなのですよ～
私が生徒だったらこういう先生に受け持ってもらいたい！
田舎の県立学校の先生を目指す若者たちって、こんなにもいい子たちばっかりなのか～ってなんだかうれしくなっちまいました。
終わって会場を出た私は思わず皆さんに
「すっごく良かったです！みんな受かってくださいねっ！！」
とおばちゃん丸出しで声を掛けてしまいました。
他のグループにはもっと年配のかたもたくさんいたのに
私は爽やかなグループに入れてもらっておかげで（おじさんでも爽やかな人はいると思いますが・・・）
なんだか帰りの電車もとってもいい気持ちだったのでした。
