電話応対コンクール全国大会 2018

今頃ですが、今年度名古屋でおこなわれた電話応対コンクール全国大会。
その優勝者と準優勝者の応対が、ユーザ協会のサイト上にアップされてました。

優勝の熊谷さん

準優勝の神林さん

おふたりとも素敵❤

ただ私、聞き比べたときに準優勝のかたのほうが上手だなあと思ったのです。
声も上品だし、応対がとてもきれい。
優勝者のかたは、準優勝のかたに比べるとあまり洗練されていないようにも感じました。

でも優勝したのは熊谷さんです。
たしか審査員長のコメントで、
「わたくしども」が全力でサポートする
といった対応がよかった。という話が出ていました。
電話を受けたその担当者ひとりではなく、
その会社のチームとしての取り組みが大切なんだというようなこと。

おふたりの応対を聞いて、あらためてそのコメントを思い出して、なるほどなあと思いました。
そして電話応対コンクールも少しずつかわってきているんだなあと実感しました。
ほんの数年前なら、きっと熊谷さんではなく神林さんのほうが優勝していたと思う。
もしかしたら、熊谷さんは入賞もしていなかったかもしれない、とさえ。

きれいな声とか
丁寧な言葉使いとか
正しい敬語とか
つっかえない、間を開けない、
そういうことはとても大事だけれど、それを超えるものをコンクールが評価するようになったのだなあと思う。

電話応対コンクールは、それだけで実はとても不自然で
実際の電話応対にいくら近づけようとしてもコンクールはコンクール。
でも「きれいな応対」を超える応対を評価できるように
問題をつくるかたも審査員のかたも、出場者も進化しているんだなあと思う。

皆さん!頑張ってください。