映画「モンテッソーリ子どもの家」

天皇誕生日
観客は私を含めて12人。

素敵なドキュメンタリー映画だと思います。
およそ100年前にローマの貧しい地区で開校したのが始まりだそうですが、
この映画の舞台は北フランス。

出てくる子どもたち、全員、ほんとにみんな、ぜーんいん美形。実はみんなキッズモデルなのでは…?フランスすごい…。
着てる服もおしゃれ~。ほんとにキッズモデルなのでは…。

子どもの自主性を大事にして、教師のいちばんの役割は見守り。
教師の声が意識的にとても小さいことにはびっくりした。
これまで教師は声が大きいことが特徴とまで思っていたから。

ここにある「道具」は本物ばかり。
子どものおもちゃといえば、プラスチックのおままごとセットみたいなのをイメージするけど、そういうのはないの。
本物のアイロン、本物のナイフ。子どもはそれを使ってオレンジをカットしたり、アイロンをかけたり、それぞれに興味のある「お仕事」をする。
テーブルには花瓶が置かれて、花をいける子どももいる。
割れるよ~ とつい心配になるほど、花瓶も水差しもコップもお皿も、ガラスや陶器のものばかり。
とにかくこの空間自体がコンランショップショールームみたい…。

そのショールームで、まつ毛の長~い、ふわんふわんの髪をした、美形揃いの子どもたちが、それぞれに静かに学びを楽しんでいる…。

素晴らしいのよ、ほんとに素晴らしいのよ~

けどここにいる子は、誰も鼻水を垂らしてないの。キャラクターがプリントされた、たらんたらんの服を着てる子もいないの。

素晴らしいのよ、ほんとに素晴らしいのよ…。

ネットで検索してみたら、このモンテッソーリの教育施設は日本にもあって、附属の子どもの家で、入園の募集受付をしてた。
入会料20万円+税
教育料4万8千円+税(月額)

そうよね、そうよね…そういうことよね…。

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