人道の港 敦賀ムゼウム

敦賀に来ています。

「人道の港ムゼウム」
ここに来たくて、気比神宮から歩いてきました。
すぐそばの鉄道資料館にも寄って。

ムゼウムというのは、ポーランド語のミュージアムのことだとか。
スタッフの若い女性が館内を案内してくださいました。小さな資料館ですが、なかなか見応えがあります。

敦賀港は、1920年ポーランド孤児、1940年のユダヤ難民が上陸したところで、その史実を紹介する資料館だそう。
ここの前に立ち寄った鉄道資料館で、敦賀がヨーロッパ~ウラジオストック~日本の玄関口ということを勉強してきたのでわかりやすかったです。

2階の杉原千畝コーナーでは、DVDを観ることができました。貸し切りで。
ユダヤ難民が敦賀に上陸し、ここを天国と思ったという生存者たちのインタビューを聞きながら、涙が出ました。福井放送製作の、15分ほどのドキュメント。このDVD、売っていたら買うのに…。

つい最近、『アウシュヴィッツの歯科医』や『ハンナのかばん』を読んだばかりだったので、特に心に染みました。

残念ながら、私たち以外に訪問者はいませんでした。もっとたくさんの人が訪れるといいのにな。

この資料館は協力金100円で観られます。
申し訳なくて、受付で売っていたルガラーというお菓子を買いました。ユダヤの伝統菓子らしいです。
ポーランドのこと、ユダヤ難民のこと、もっと勉強してみようと思いました。

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