月曜は1限目が日本史の受業。
1限目は遅れてくる生徒もいて、今日は10分遅れと30分遅れがひとりずつ。
欠席は3人。
ちなみに全員出席しても15人です。
さて、今日はこの動画を使うことにしました。
授業前にプリントを用意します。
ナレーションをすべて書き出して、それに英訳をつけます。
私の乏しい英語力ではなかなか難しいので、Google翻訳さまの力を多分にお借りしました。
授業の冒頭で、
前回のいろ塗りプリントで列強の世界進出を理解させた(つもり)なので、もう一度教科書の地図を見ながらその説明をして、
今日は日本が初めて経験する近代戦争について勉強するよ~
と話してからこのプリントを配りました。
プリントを配ると、日本籍の生徒は教科書を見て問題を解こうとします。
昨年の日本籍生徒だけでの世界史の授業では、最初に配ったプリントの問題を各自教科書を見て解かせていたので。
でもごめん。今回は教科書を見てもわからないかも。
動画をスタートさせて、導入のナレーション部分を聞かせてみます。
でも…聞いてない感じ~💦
月曜日の1時間目だもんね~
まだぼーっとしてるよね~(と自分をなぐさめてみる)
「音を聴いてみてね~。はじめのカッコのところ、なんて言ってるかな~」
もう一度はじめから流します。
日本人生徒のひとりが「聞こえたけど漢字がわからん」と言います。
「日本人は漢字で書いてよ~」
と言って、ふたつめのカッコのところも繰り返しました。
ひとつめのカッコに入るのは「朝鮮半島」
ふたつめは「不平等条約の改正」です。
外国籍生徒の聞き取りのトレーニングを兼ねているつもりでしたが、まさかの日本人生徒も聞き取れないという…
「不平等条約」は聞こえたようだけど、「かいせい」が無理。
「たいせい」って聞こえたみたいね。
NHKアナウンサーのナレーションでも難しいかぁ。
「こう言ってるんだよ~」
と言って、
ふびょうどうじょうやくのかいせい
と板書。
日本人生徒を指名して、前に出て漢字に直してもらいました。「改正」は間違えちゃったけど。
そんな感じで、10分の動画の1分45秒のところで本日は終わり。
本日板書したのは、
不平等条約の改正
1894年
それぞれについて説明します。
画像を使って、できるだけ簡単な日本語で解説したけれど、どこまで通じているのかは自信がない。日本籍生徒の反応もほとんどないしな~。
1894年という年号を覚えさせる必要はあるのか、については考えるところだけど、
この1894年は覚えさせたいと思う。
この年号を知っていれば、ちょうどその10年後に日露戦争、そのまたちょうど10年後に第一次世界大戦と、大きな戦争が起きた年がわかるから。
私の十八番、
「いっぱい食うよ 日清焼そば!」
年号暗記を披露したけど、こういう覚えかたって外国籍生徒には通じないよね💦