「大丈夫です」って、あれ。
いつからこの言葉は、申し出や提案を断るときの言葉になったのでしょう。
CMに登場したときもびっくりしたけど、
これを朝ドラのなつが使うのだ。
(今日も使ってた)
馬の動きの描き方に頭を悩ませるなつに、
「もしよかったら」と、演出助手の青年が自分が馬になって階段を駆け下りてみせようかと申し出る。
それになつが、
「大丈夫です」と答えるのだが。
おかしくないですか?!この日本語!(思わず声を大に!)
なつは以前にも、別の場面で申し出を断る際にこの「大丈夫です」を使っていたけど、
NHKの朝ドラの主人公がおおっぴらに使うほど、
この使い方は市民権を得ているのでしょうか。
しかもドラマの舞台は昭和30年代ですよー。
ちなみに今日は、
そのすぐ後のシーンでなつが階段を落っこちそうになり、
それをその演出助手の青年が手を伸ばして支えるのだが、
そのときに青年が「大丈夫?」と尋ねるのだ。
そして「大丈夫」と答えるなつ。
これよ、これ!
この「大丈夫」は正しい。
本来の大丈夫はこういうふうに使うんじゃないの~
とすぐさま思ったことでした。