新モンゴル日馬富士学園

テレビで見ました。
横綱日馬富士が、故郷モンゴルで学校をつくり、理事長として教育にたずさわっているそうです。

日本語の授業もあり、制服も日本の学校風。
「日本式」の教育を取り入れているとか。
念願の土俵ももうじき完成するらしい。
来年は1200人もが入学予定だとか。

教育に情熱を燃やすのは素晴らしいことだと思います。
ましてや、外国において「日本式」の教育をしている、などと聞くと
日本人としてはなんだかうれしいものです。
日馬富士、頑張って・・・!という気持ちにもなるでしょう。
もちろん私もそうなのです。
日馬富士へのインタビューを聞きながら、じーんときたりもしました。

でもその一方で、
彼が1年前におこした事件のことを思います。
彼自身、今回の番組の中で、あのとき手を出すのではなく口で説明すればよかった、というようなことを
言っていたけれど、
自分のしてしまったことを、心から反省しているでしょうか。
まだどこかに、自分のしたことは間違っていなかったという気持ちは残っていないでしょうか。

殴る人は信用できない。
暴力だけは嫌だ。

今や教育者になった(らしい)彼が、暴力を憎む人になっていることを、心から願います。